恵比寿の小さなギャラリー


恵比寿にある小さなギャラリーです。日々に"風"を運んで来てくれる作品を展示いたします。

2013/10/24

          森の食卓展 2013 




ふところ深い森によって育てられたフカフカの土や、
大きな木、そして香り高い果実。
そこから生まれた器、ジャムにクッキーまでやってきて、
今年も小さな「森の食卓」ができました。

山小屋がおすすめしたい二人の陶芸家の作品はもちろん、
北からは山形の果樹から生まれた寄せ木のうつわが、
南からは感性あふれる創作活動で有名な
鹿児島のしょうぶ学園のうつわも再びやってきます。

一緒に頂きたくなる森のジャムと優しい味のクッキーもご用意して
お待ちしています。



展示期間:
10/19(土)~11/3(日) OPEN 13:00~19:00
 ※月・火曜日はお休み

出品作家
うつわ:神尾奈々、伊藤満
木の器:工房しょうぶ 、くだものうつわ
ジャム:フルタヨウコ  クッキー:クル


出品作家

神尾奈々  Nana Kamio
’91〜2001年までスペインとイギリスにで生活し陶芸とモノクロ写真を学ぶ。岐阜から横浜に窯を移動し作陶しています。好きな色はブルー。白とみず色を合わせたリムプレートやマグカップなどの日常使いの器や石膏型を使った陶ボトルを制作。
過去の展示:千駄木空間、中目黒hygge gallery(2007-13)
他、都内カフェでのショップ用器の制作、委託販売など。




伊藤 満   Mitsuru Ito
1997年多摩美術大学卒業、横浜市内の陶工房に従事。2004年玉川高島屋にて「三人展」。2004~05年イタリア中部の町デルータにて作陶。帰国後、都内に工房を構える。古い白壁のような風合いと、シンプルな形の日常のうつわを中心に制作。最近ではカラフルな鉢やマグも仲間入り。そのほか花器やオブジェなども手がける。





工房しょうぶ   Kobo Shobu
鹿児島市の近郊、吉野大地の豊かな環境に知的障害のある人たちの施設「しょうぶ学園」があります。その中にある工房しょうぶでは、障害を持つ人たちの感性あふれる創作姿勢に魅せられ、工芸・芸術・音楽を中心に創造的な活動を行っています。また、食の工房などの活動を通して地域との繋がりを深めています。
工房を利用する人だけでなく、サポートに携わるスタッフも表現者という同じ立場でコラボレーションを重ねながら、障害者施設という小さな単位ではなく社会に枠を広げ「与えられる」側から「創り出す」側に立つことを目指しています。


くだものうつわ    Kudamonoutsuwa
山形県上山市。それは、様々な果物が豊富にとれる東北の地で「くだものうつわ」は生まれます。
さくらんぼ、ラ・フランス、りんご、さくら。長いあいだ、たくさんの恵みをもたらした果樹たち。そこに、職人達の丁寧な手仕事が加えられ、新たな命が吹き込まれます。本当ならば、役目を終えてくちてゆくはずの果樹が、再び脈打ち、木肌が輝き、新しい器に生まる瞬間です。できあがるのは、使い続けるほど馴染んで、長く愛せるうつわです。今回は、木の葉皿や、寄木のトレイやスプーンなどを出品します。




クル Cle
2010年にオープンしたクッキー専門のネットショップ「クル」。 そのほか、北本市の工房にて週2回の店頭販売、東京・埼玉を中心としたイベント出店などで活動。日々のおやつにも、贈り物にも気軽にお使いいただける、暮らしに身近なクッキー作りを心がけています。今回は「森」をテーマに色々な味をセレクトします。http://cle-cookie.com






フルタヨウコ   Yoko Furuta
料理人・編集者
デザイン関係のカメラマンや編集に携わりながら、ケータリングやイベントへの出店、オリジナルジャム製作、レシピ提案、クラウドカフェ(立川市 月・火曜日)の料理・クラシコムの社食などを担当している。










森の食卓展
企画:MOVE Art Management
DMデザイン:高野美緒子



gallery and shop 山小屋
住所・東京都渋谷区 恵比寿 1-7-6 陸中ビル 1F 
T E L・080-4144-7256