《パリの裏窓 秋山あい作品展》
会期:2017年4月5日(水)〜 4月13日(木)
時間:13:00〜19:00
OPENING PARTY – 4月5日(水)19:00〜21:00
アペリティフの夜。- 4月8日(土)19:00〜21:00
秋山あい在廊日/毎日(予定)
*時間などの詳細は、随時イベントページや秋山あいのSNS等にてお知らせいたします。
フランスに住んで27年になるアーティストの秋山あい。
「ふっと見落としてしまうような風景で、町はできているのかもしれない」
そう彼女は言います。
そんな秋山あいが描く「パリ20区の裏窓」シリーズが、山小屋にやってきます。
自分を取り巻いているものを観察するのが自分のアートワークの中心だった」
という彼女は、鉛筆を使って、緻密に、そしてユーモラスに対象物を描きます。
彼女の代表的な作品シリーズのひとつが、「Nothing Landscape(なんでもない風景)」。
生まれ故郷である渋谷のネオン、パリの裏通り、そして旅先で見たふとした風景が、独特のタッチで描かれます。
今回はその中でも、パリの裏窓ばかりを集めました。
どこかの誰かが、あくびをしたり、考えごとをしたり、誰かに電話をしたり、ぼんやりしたり、月を見たりする、そんな窓辺。
最大の見所は、7区のアパルトマンからの景色です。
制作期間一ヶ月。高さ170センチのその絵は、実際の窓辺を等身大で表現したもの。
前に立てば、まるでパリの窓辺に立っているかのような感覚になるのです。
小さなパリの入り口へ、ようこそ。